痛い話
こんにちは、セラピストの小島です。
入店した頃は広かった六本木の空が、ミッドタウンプロジェクトで建設中のビル群によって、どんどん狭くなっていくのを見ると、随分月日が経ったなと感じます。先日のこの欄で書いたような経緯でタイ式マッサージを始めて、はや5年。嬉しかった事も辛かった事も色々ありました。そこで今日は、私のセラピストとしての思い出深い体験を書いてみたいと思います。
「押せば命の泉湧く~」で有名だった故浪越徳治郎さんは、親指に保険を掛けていたそうですが、やはり施術者にとって指(拇指)は命。ですが、2年程前にやってしまったのです・・突き指を!!
趣味の格闘技の練習で打撲くらいは、しょっちゅうですが、突き指だけはすまいとグローブをつけたりして気をつけてはいたのです。しかし、試合は素手。いつやったものか試合後は右手の(!)親指が曲がりません。「やっちまった~」と嘆いても、仕事は待ってくれませんでした。肘や手掌を使い、何とか施術を続けるものの、やはり拇指を使わなくては出来ないところもあります。覚悟を決めてゆっくり体重をかけていくと・・・痛い・・。まあ当然です、突き指してるんだから。それでも(プロだぞっ、プロっ!プロっ!自分の事は後回し!!)と必死に我慢。仕上げのストレッチまでこぎつけました。内心ホッとしながら、「ワキをのばしていきま~す・・。」タイ式は別名「2人でやるヨガ」。施術者も身体が伸びるのですが・・・痛いっ!どうやら肋骨もやられていたようです(笑)。
施術後すぐ氷水で冷やしたりしましたが、1週間くらいはホント辛かったです。今となっては苦しくも懐かしい思い出ですが。
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コメント2件
セラピスト小島 | 2006.03.24 17:21
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minyさま
ホントは怪我するようじゃプロ失格なんです・・。痛くても辛くても、お客様に気を使わせないように、笑顔で頑張ります。
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怠け者の私は、いつもうっとりマッサージを受けているだけ・・・
感謝です。
おかげでいつも、元気に働けています。