体の音に耳を澄ます

 今日のブログの担当をするセラピストの土田です。

ぼくがこの仕事についてからよく考える事はやはり体のことなのですが、それは学問的な興味というよりは日常的なさまざまな刺激を体がどのように感じ取っているかという事です。

 タイ式マッサージでは学問として体への直接的な刺激をあつかっていますので凝縮された形で刺激を受け、その刺激を体がどのように感じるのか気づきやすいのですが、注意すれば普段の何気ない暮らしの中にも刺激があふれていることに気づくことが出来ます。

 目を閉じると光の残像が抽象的な模様を作り出し、人の足音や遠くで走る車の音。、皮をむいたミカンの香り、やわらかい寝巻きの感触と外気に触れて冷える手足、今ぼくの周りにもさまざまな刺激があり、体はそれを感じ取っています。

 タイ式マッサージには生命エネルギーの流れるセンというものがあり、ある一点を刺激するとセンのライン上にある他の場所にも刺激が伝わり、刺激した点とは離れた場所の症状の改善にもつながるわけです。ぼくはセンを楽器の弦のように思い浮かべています。人体には72000のセンがあるといわれていて、体中にセンが張りめぐらされているわけです。72000本の弦のある人の形をした楽器を想像するとちょっと不思議な感じがしますが、人の体は音がなるように響きあい、各部が影響を与えあいながら成り立っているのではないかと思います。

 体への刺激を耳を澄ますように感じる事は日常の何気ない事を特別な響きに変え、自分の体への好奇心を高め。より深い理解へとつなげてくれるのではないでしょうか、そうした理解をキッカケとして自分の必要としている事を感じ取り、自分にできることがなんであるか考える事ができるのではないかと思っています。

2006-03-23 | Posted in 未分類2 Comments » 

関連記事

コメント2件

 タイ式love | 2006.03.23 22:03

SECRET: 0
PASS:
歌を歌うように、マッサージできたら素敵ですね。

 セラピスト土田 | 2006.03.24 14:41

SECRET: 0
PASS:
メールもほとんどしないくらいなのでこうしたやりとりは不思議な感じがするのですが、読んでくれたのですね、嬉しいです。セラピストにとっても受け手の方にとってもいろいろなことを感じられるマッサージが出来たら良いなと思います。

Comment





Comment