ホームレスの世界ってけっこうすごい

 セラピストの土田です。今日も10の質問に答えます。           

 1 特技、穴を掘るのが得意です。1~2時間あれば自分の背丈ぐらいは掘れるかな、マイスコップもあります。

 2 睡眠時間、夜番だからだいたい午前8時~午後3時ぐらいまでです。

 3 カルチャーショック、安宿に泊まった時の話ですが、ぼくの部屋をノックする人がいて、開けてみるとジプシー風の格好をしたおばさんが「ポモツ(助けて)、ポモツ」と蚊のなくような声で哀願してきます。鼻に大きなイボのついた、少し腐った香りのするおばさんで、どことなく魔女を思い起こさせました。部屋の中まで押し入ってきて、卵をゆびさしてまた「ポモツ、ポモツ」と言います。一つ卵をやると納得がいかないようで「ポモツ」とまた言います。もう一つ卵をやると満足したようで、何ごともなかったかのように部屋を出ていきました。後で台所に行くと鍋の中でジャガイモといっしょに卵をゆでていました。。ぼくが鍋に近づくと、ギロリとにらみ鍋を死守するかまえ。卵二つのためにここまで出来るたくましさに感心しました。別れ際におでこにブチュッとキスされ、腐った香りがおでこからしばらく消えなかったのも、生々しくよく覚えています。

 4 おすすめの店、地元のレストラン。味がどうのこうのというより、コックさんの挙動不審ぶりとウェイトレスのお姉さんを頂点とした力関係のありかた。歴史を感じさせる内装(40周年)など興味を惹かれることが多いです。広い店内はよく見るといろいろな発見がありそう。

 5 好きなマッサージ、野口式整体。効くというよりは自分の体に気づかされると言った感じです。

 6 変わったバイト、遺跡発掘。5年近くやりました。時代によって土の色は違い2メートルも掘れば、きれいなグラデーションを作り出す土の体積を見ることが出来ます。靴の中に入り込んだ土が何万年も前の土だと思うと不思議な感じがします。屋外での適度な運動は清々しい気分にさせてくれますし、縄文土器なんかが出てくると、変なもの見つけてしまったという感じでとても楽しい。土の堆積や遺跡のかたちを図面に書くのも外で算数をしているようで何だか楽しい。

 7 一番怖かったこと、小さい頃は夜一人でいるのがすごく怖かった。こたつの中にもぐりこんだりしてました。

 8 おもしろい知人、ホームレスの人なのですが、なぜかその人が物乞いすると、何千円、何万円という額のお金が箱に入れられ、一日に30万円ほどになることもあるそうです。他のホームレスの人に話を聞くと偉い牧師しかつけていないロザリオをつけているとか、空手の師範だったとか、伊豆のほうに別荘を持っているとか色々うそ臭い話が出てくるのですが、たしかに高額のお金をもらっているのはこの目で確認できたので全てウソとも言い切れないような気がします。小柄な60代ぐらいの老人ですが、しゃがれ声で怒鳴られると迫力があり、空手の型を見せてもらいましたが、非常にキレのある動きでした。

 9 わたしのヒーロー、特定の人物はいないのですが、自分の世界をしっかりと持ち、深い優しさを示せる人に憧れます。

 10 子供の頃の夢、大工。今思い出すと釘を打つ時の感覚が好きだったんだと思う。

 以上で終ります。

2006-06-20 | Posted in 未分類No Comments » 

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