私の故郷、そして丹波の田舎

こんばんは。セラピストの足立です。

私は100%江戸っ子と言いたいところなんですが、父がかつては転勤族だったので、兄姉私の3人兄弟は皆出生地が異なり(兄は京都、姉は神戸生まれ)、親曰く私は島根県の松江で生まれたそうなんです。親曰くって言い方をしたのは、1歳の時に現住所の東京都府中市に引っ越してきたので、何一つ松江の事は覚えていないんです。それっきり松江には一歩も足を踏み入れていないし・・・。いつかは自分の生まれた地くらいは訪れてみたいとは思っているんですがねぇ。で、結局30年以上府中市に根を生やして居座っているので、私にとっての故郷は、競馬場(←ご縁の深い方は深いでしょう)&刑務所(←こちらはご縁がありませんよーに!)で有名な府中市となります。府中にもまだまだ田畑が広がるのどかな光景が所々に残っているんですが、ちょっと田舎と呼ぶには無理があるので、今回は府中自慢ではなく、父の生まれ故郷である(6年前まで祖母が住んでいた)黒豆で有名な兵庫県の丹波を少し紹介させて頂きます。

父の郷里は、丹波の青垣町という町で、地理的には兵庫県の東部に位置し、瀬戸内海と日本海のほぼ中間部に位置する山間にあり、子午線(東経135度線)が通る町でもあります。でも正直、超ド田舎です。山あり、川あり、田んぼありで、どこを歩いても豊かな自然につつまれていて、心が安らぐのどかな町とも言えるのでしょうが。また最近では、青垣町は“スカイスポーツタウン"を掲げるようになり、舞鶴自動車道・春日インターから青垣町へ向けて車を走らせると、色鮮やかに大空を舞うパラグライダーがよく目に留まるようになりました。

私が小学生の頃は、お盆の時期になると、ほぼ毎年丹波の田舎に家族で帰っていました。祖父母からお小遣いをもらえるのが楽しみで帰っていたのを覚えています。また、祖父母の家は、当時で築100年近くの木造建築の家で(今では築130年!)、土間があったり、いろりがあったり、庭には井戸があったり、風呂に入る時は焚き木でお湯を沸かしたりと、いかにも絵に描いたような田舎のお家だったので、都会育ちの私にとっては祖父母のお家そのものがとても新鮮で自慢の家でした。(←これは今でも!?)また、祖父母の家のすぐ目の前には小川が流れていて、作った笹舟を流して兄姉やいとこ達と競争したり、裏山に探検ゴッコしに行ったりして、突然蛇が現れて一目散で逃げ帰ってきたり等、数々の思い出があります。あと、田舎へ帰っている間は、焚き木を拾い集めてくるのが子供達の日課でした。木を探している最中に、都会では見た事のない気持ち悪い虫と遭遇してキャーキャー言って逃げ回っていました。また、屋外のみならず、偶に家の中でも変な虫やトカゲと遭遇する事があり、その度におじいちゃん又はおばあちゃんの所へ助けを求めて逃げ走っていました。そうすると、おじいちゃん又はおばあちゃんは顔色一つ変えずに虫をチョイとつまんで外へ出してくれ、そのたくましい姿をいつも尊敬の眼差しで見ていたものでした。また、あの当時は田舎の家にはハエ取り紙が天井からいくつもぶら下がっていて、ハエ以外にも不思議な虫が結構引っ掛かっていたりして、更には自分の髪の毛も偶に引っ掛かったりして大変な思いもしました、ハイ。^^ゞ そんな事も今では懐かしい田舎ならではの思い出となっています。

大人になってからは、数える程しか丹波には帰っていません。祖父母のお葬式の時位でしょうか・・・なんせ遠くて。あと、私はやっぱり根っからの都会っ子なんですねぇ。3日間田舎に滞在すると、シビレを切らして便利な都会へ帰りたくなってしまいます。ですから、「是非機会があれば丹波を訪れてみて下さい」と私の口からはどうしても言えません。あ、でもパラグライダーをやる方にはお勧めできますよ~!全国的に名高い"岩屋山"を筆頭に、中級者用の"ゆり山スカーパーク"、初心者向きの"グリーンパーク青垣"と、どんなレベルのフライヤーも一年中トレーニングができる3つのフライトゾーンがあるんだそうです♪

あとこの場をお借りして、Chaiの皆様&お客様、今年は祖母の七回忌に当たるので、8月のお盆には6年振り(祖母の告別式以来)に丹波へ帰る予定にしている為、4~5日間お休みさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしますが、どうぞ宜しくお願い致します。

なんだか田舎自慢というより、たわい無い田舎での思い出話となってしまいました。失礼しました~。m(_ _)m ではまた!

p.s. 一つ府中自慢⇒府中市にはユーミンの「中央フリーウェイ」の曲でもおなじみのサントリービール工場があり、工場見学すれば(←前日までに要予約ですが、無料です)、タダで生ビール(サントリーモルツ)が15分程度飲み放題です♪

2007-05-06 | Posted in 未分類No Comments » 

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