お酒と肝臓の関係について。
こんにちは。セラピストの中村です。暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?さてさて、今回のブログテーマは「夏の自由研究」ですね。
皆様ご存知のとおり、チャイでは施術後にハーブティーを召し上がって頂いております。このハーブティー、日替わりで2~3種類用意していて「リラックス」、「デトックス」、「胃腸」、「肝臓」などそれぞれ違った効能があるものの中から、お客様に選んで頂いております。
季節、天候、時間帯などによって人気のあるハーブティーが変わったりしますが、最近は「肝臓」を選ぶお客様がなんだか多い気がします。夏休みやお盆休みなどで、お酒を飲む機会が増えるからですかねぇ。
そこで僕の「夏の自由研究」は「お酒と肝臓の関係について」でーす。肝臓は右胸の肋骨の下端の後ろにある、体の中で最も大きく最も重い臓器だといわれています。
飲酒したアルコールは胃や小腸で吸収されて肝臓に集まってきます。そして肝臓でアルコールを分解する酵素の力を借りて分解され、最終的に炭酸ガスと水になって吐く息や尿と一緒に体外に排出されるという仕組みになっています。
ただしアルコールを分解する酵素の量には個人差があるので、お酒の強さは人それぞれなんですねぇ。この酵素が多い人ほどお酒が強く、少ない人ほど弱いというわけです。しかしお酒が弱い人でもある程度続けて飲んでいると、この酵素の働きがだんだん活発になるためにお酒に強くなることもあるようですよ。
また肝臓でのアルコールの分解は一定の速度でおこなわれるので、お酒に強い人でも飲む量が多すぎたりペースが速いと、分解が間に合わずに血液中のアルコールが全身をめぐり脳にも達して脳神経を麻痺させて酔っ払ってしまうのです。お酒に強い人も弱い人も自分の限度、ペースを守って飲むのが大事なんですねぇ。
ところでお酒にかかせないものといったらおつまみですが、どうせなら肝臓に負担のかからないようなものを選びたいですよねぇ。アルコールが分解されるためにはB群、とくにビタミンB1が必要になります。お酒のおつまみにはビタミンB1を多く含み、高タンパクで低カロリーのものが理想ですね。大豆食品の豆腐や納豆などを使った料理がおすすめです。そしてお酒を飲んだ後の〆にはラーメンよりもカレーがおすすめ。カレーにかかせないスパイスであるターメリック(ウコン)には肝臓の機能を強化する働きがあって、二日酔いの防止にも効果があるとのことです。
以上、大人の自由研究「お酒と肝臓の関係について」でした。今日は蒸し暑いから冷えたビールが美味しそうだなぁ。それでは皆様、お酒は楽しく飲みましょう!