お月見のお供に…
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、今年も見事に秋分の日を境に季節が入れ替わりましたね!
さてさて、秋のイベントと言えばお月見、今年は9月25日(何と今日)が中秋の名月(十五夜)だそうです。
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そこで今日、うさうさ(右脳左脳)占いでは「うう女・B型」=「宇宙から来たチャレンジャー」と診断された宇宙人セラピスト村田がお薦めするのは、アポロ11号の月面着陸30周年を記念して1999年に刊行された写真集、「FULL MOON」です。
1967年から1972年まで6年間にわたって行われたアポロ計画。
このミッションで宇宙飛行士が撮影したイメージは32000枚にものぼりますが、今までそのごく一部しか公開されていませんでした。NASAは写真作家のライト氏に史上初めてマスターネガとポジからの作品選択とスキャニングを許可しました。彼は打ち上げから、月面着陸、帰還までの各行程の中からモノクロ、カラーのベストショット129枚を選んで、理想の月旅行を写真集の中で再構成しました。
私がこの写真集を初めて見たのは、たぶん1999年の秋。
当時私は、四谷三丁目にあったMOLEという写真集専門書店&写真図書館&Galleryで働いておりました。
オーナーがNY出張で仕入れてきた新刊写真集の中に、この本はありました。
何となく懐かしさを感じるような月面の写真の表紙に魅かれ、ずっしり重たい本を手にしてページをめくると、超リアルな月の世界が展開していました。あるお客さんに「今お薦めの写真集は?」と聞かれて、思わずこの本の良さを力説したら、先に買っていかれてしまいました。それ以来買いそびれて、実際には私の手元にないのですが…
今も強烈に覚えているのは、月面(または操縦席内)に家族の写真を置いて撮影している一枚です。これを見てあらためて、「人間」が月まで行ったんだなあというか、何だか血が通っている感じがしました。
今のところ、今夜の天気は「曇り」?
月が拝めるかはちょっと怪しい感じですが、こんな写真集をめくりながら、月の世界に思いをはせてみるのもいいかもしれませんね!