根っこ

さっきchaiからの帰り道、外苑東通りの光麺の前で若い日本人男性二人にアフリカ系のキャッチのお兄さんが「お兄さーん、いいこいるよー」と声をかけていました。男性二人はチラッと光麺を見て、俺たちラーメン食べるからみたいな視線とリアクション。でもキャッチのお兄さんは諦めずに「ラーメンみたいな子いるよー」と声を掛け続けていました。どんな人ですか?私も見てみたんですが。気になってしかたがないセラピストの川島です。

さて、まずは10年前。上野の頃か、初台の頃か、どっちにしろ和食屋さんで和服を着て中居さんしてました。中居をやっていた時に得た最大のスキルはどんなに動いても着崩れない着物の着方で15分で着物が着られるってことでしょうか。アルバイトさんたちに着せたりもしていたので、後々会社の上司のお宅で不幸があったときにご家族の着付けを行い、ポイントアップという思いも寄らないご利益もありました。

その時はこれができたからって何になるんだと思っても、ずっと先の人生の意外なところで役に立つことってたくさんあります。いろんな仕事を転々としてきたから、ほんとにそう思う。「それはやったことがないからできません。」って思わないで、今やっておけばいつか必ず役に立つときが来る。やったことないなら今からやってみればいいんだよね。そしたらそれはできることになる。

昔職場に7歳上のすごくデキル先輩がいて、仕事も遊びもいろいろ教えてもらって、いつもすごいなあって思ってたんですが、ある時気が付いちゃったんですよね。7年後にそこまで行けばいいんだって。あと7年もあるんだから私はもっとがんばれるかもしれないって。それ以来、チャンスがあればなんでもチャレンジすることにしています。

それに気づいたのは15年前くらい。その根幹というか、根っこのところは今も変わってない気がする。見た目や仕事は変わって当然ですし。

10年後、年も取ってるし、体力は落ちて行くでしょうけど、スタンスは変わらない自分でいたいな。ただ、これから10年は新しいことにもチャレンジしつつ、広く浅くなだけでなく、大好きなマッサージはもっと深く深く掘り下げて熟練して行きたいです。

2008-04-20 | Posted in 未分類No Comments » 

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