いっぱいいるような気がする。

 どうも引越しちゃってChaiから遠くなってしまいました。セラピストの土田です。

今日はゴールデンウィークということで、2時間近くかけて都心までやってきました。久しぶりにChaiにやってくると2年以上働いただけあって、自分がこのお店に愛着を持っていたことがよく分かります。みんな頑張ってね。

 

 尊敬する人、いっぱいいるような気がする、、、

 たとえば今日はキャロライン・リーフという人のDVDを見ていました。前からよくこの人の映像は見てたけど、やっぱりすごいと思う。カナダの国立のアニメーションの機関でコツコツと作品を作り続けた彼女の作風は、砂やガラスの上で描かれた絵が、まるで風化していくように、自然に溶け込んでいくように別の形へと変わっていき、子供のぎこちないバイオリンの音、フトンを頭からかぶりお化けのマネをして弟を脅かす女の子、時には自分が絵を描いている姿が作品に現実的な質感を与えます。

 彼女の作品は大抵がハッピーエンドとはいかない話ばかりですが、無理解に対する敏感さとそれでも誰かを受け入れずにはいられないやさしさを同時に持ち合わせている、そんな感じがしてとても好きなんです。

 キャロライン・リーフはカナダ、もう少し近づけて思い浮かべてみると屋久島のキャップさん、たぶんビートニクとかの世代の人、いろんな所を旅して、コンクリートの船を作ったり(だからキャップね。)、山の中にフンベルト・ヴァッサー風のステキな家を建てたり、でも少しも偉そうになんかしないで、旅人達を迎え入れてくれる。優しいなんて言葉では言い尽くせない人です。でもあんまり書きすぎるのも照れやな人だから何か悪い気がするので、この辺で止めておきます。とにかく世の中には良い人がいて、そういう人たちと縁があったことに感謝したくなる、そんな人です。

 最後はもっと身近な国分寺在住の関根さん、たまに電話かけると公園でギターを弾いてたりして、「カッコつけやがってー」とか思うけど、それが自然なのかもと思わせる人です。もう10年近い付き合いですが、いまだに好奇心を感じさせる男で、音楽の趣味もわりと合ってて、よくCDの貸しあいっことかしています。

安易な近道をしないで、自分ののペースで生きている人です。

 他にもいっぱいいる気がしますが、今日はこの辺で止めておきます。

2008-05-03 | Posted in 未分類No Comments » 

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