HEROES
こんにちは、最近火の用心を心掛けてるセラピストの鶴見です。
今回のテーマは「私の尊敬する人」ですが、私は昔から、偉い人の伝記を読むのが大好きで、小学校の頃は、数十冊の伝記セットを買ってもらって、読み漁っていました。その数十冊の中でも特にお気に入りだったのが、野口英世と二宮金次郎です。
二宮金次郎は、私の実家の隣町、二宮町の農村を復興させた人で、近所が舞台になってる事に興奮しながら読んでいました。
薪を背負いながら本を読んだという伝説が残る勉強家の二宮金次郎ですが、昔はどこの小学校にでもあったこの像、最近は本を読みながら歩くと危険という理由もあって、あまり見かけなくなってきましたね。ところが、なぜか六本木駅からChaiに来る途中に、いきなり居るんですよね、二宮金次郎像が。なぜこんな所に、理由は分かりませんが、ちょっと不思議な縁を感じます。
それから、尊敬する人ってゆうか、男の場合だと、人格とかよりも、才能やカリスマ性のあるヒーローに憧れるってゆうのがありますよね。そんなMy Heroが、高校の先輩でもある、ボクシングのピストン堀口です。
活躍してたのは戦前、戦後あたりで、47連勝の日本記録を持つ国民的英雄です。そのファイトスタイルは、ほとんどノーガードで、前進し続け、驚異的なスタミナで、機関車のピストンのようにひたすらパンチを連打しまくる、というものでした。どんなに打たれてもダウンしなかったそうで、拳聖とまで呼ばれています。
引退後は探偵になり、その半年後36歳で、電車事故で亡くなっています。
高校1年の時に懸賞で「ピストン堀口の風景」という本が当たってから、何回も読み返して、この本は私の宝物になっています。
当時の高校には、ピストン堀口に関する物が何も展示などされてなくて、私がピストン堀口の写真を飾って欲しい、などと言ってさわいでたら、ある日、学校の一角に、ピストン堀口の写真などを展示するコーナーが設けられて、狂喜乱舞した事もありました。
私の高校はボクシングに縁があって、日本に初めてボクシングジムを作った「日本ボクシングの父」渡辺勇次郎氏も先輩です。
私は卒業後、この2人に続いてオレが3人目だ!などと世界チャンピオンを目指して意気込んで上京しましたが、全然ダメでした。
そんな私も最近ではケンドーコバヤシのようなかっこいい男を目指しております。