movie therapy.

Chaiの夜番と現在かけもちしているお仕事の関係で、ほぼ夜型の生活に

なってしまっているセラピストかわのです。どーも。

先日かけ回るように家事をこなしていた時、山盛りになっていた食器を

ものすごいスピードで洗っていたのですが・・・。

シンクの中で包丁が逆さになっていたのに気付かず、思わずザックリ!!

親指を切ってしまいました。もしもここがChaiの控え室だったら。。

「だいじょうぶ??」

「ばんそうこうあるよー」

「キミ、カッコ悪すぎる・・・」

というような会話が飛び交うんだろうなぁ。。と思いながら

シーンと静まり返っていたおうちの中でひとり寂しく、

自分の指を消毒していました。

たとえば。足を滑らせて、仙骨を強く床に打ってしまった時。

洗顔フォームをハミガキ粉と間違えてしまって、口の中であわあわと

泡がどんどん溢れてきて、涙目になりながら何回も吐きそうになった時。

道を歩いていて、「ジャマなんだよ!!!」と見ず知らずのオジサンに

暴言をはかれた時。

自分の傷や大きな犠牲には全く目を向けてもらえずに、

世間の価値観だけで物事を押し付けられたり、

批判を浴びせられたりすることってよくありますよね。

そんな時、この世でたった一人でもいいから常に自分の見方になってくれる

理解者がいてくれたらなぁ・・・と誰もが心から思うのではないのでしょうか。

それはライフパートナーに限らず、友人でも仲間でも両親でもいい。。

自然に支え合い、人生をわかち合い、心からぶつかり合うことができる

相手がいたら。

たった一人の理解者が愛情をもって接してくれるだけで

ひとりでは乗り越えられない壁やトラウマを少しずつでも克服できるはずだ

と信じたい。

そんなメッセージをもらえる

「ミリオンダラー・ベイビー」(million dollar baby)

は、私の3本指に入る作品の1つです。

この映画の監督と出演、さらには音楽を手掛けたクリント・イーストウット。

当時75歳だった彼は、本当に大物な方だなぁ・・・と思います。

2005年のアカデミー賞で、最優秀作品賞を受賞しましたが、

この作品を観れば誰もが「なるほど・・・」と、うなずくハズ!!!

この作品からは、本当にたくさんのメッセージを得られます。

栄光の先に得られると思っていた、家族からの愛はどこに・・・??

主人公の彼女が無意識に心から求めていたものは

きっとあなたも心から求めているものです。

夢。情熱。お金。そして家族愛。人間愛を超えた絆のすべてが交差

します。

大袈裟に表現するのではなく、静かに物語が展開していくので

最後にはたくさんの思いが胸につかえてくるような

奥深い作品になっています。

ボクサーに興味のない方にもきっと楽しめる作品だと思います。

あなたもこの作品で心を浄化させてみてはいかがですか?

「ムービー・セラピー」おすすめですよ。

2008-05-27 | Posted in 未分類No Comments » 

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