動けなかった日々を糧に
ポカポカ陽気の後のいきなりの寒さ
に、
悲鳴
をあげながら帰宅したセラピスト村田です。
2008年を振り返って。
一番大きな出来事は、今年の初めに乳房の繊維線腫の切除手術を受けたことですね。
自分の身体にメスを入れられることなんて、幸いなことに今までほとんどなかった(高校の時に足の裏のウオノメを取ったとき以来!)、しかも胸!だったし、手術前は恐怖と不安でいっぱいでした。日帰りできる程度の手術だったのですが、ちゃんと傷がくっつくまで丸々一ヶ月施術を休ませてもらい、フロント業務をさせてもらいました。
思うように動けず静かに暮らさなければならなかった日々は、今思えば多くのものを与えてくれたような気がしています。それまでは先読みしていろいろなことを考え心配しすぎる傾向があったのですが、先のことにばかり心を奪われず、目の前のことに向き合い、今出来ることを精一杯やるということが心穏やかに充実した生活を送るためには本当に必要なことなのだなーと実感しました。
周りの人の優しさ、気遣いもすごく感じることができたし。感謝です。
思わぬ手術で懐具合も寂しさの極みに達していたため、「あるもので済ます!」の精神で、公共図書館の検索・予約システムをフル活用して、古武術をはじめ、身体、整体などに関する本からクラブミュージックの歴史、最近は道元に至るまで、興味の赴くまま、お金をかけずにいろんな分野の本を読むことができました。その甲斐あって、施術後お客様にさせていただくアドバイスの幅を広げることができたと思います。
傷がふさがって普通の生活ができるようになってからも、以前よりいろいろなことが素直に楽しめたり、なんでもない日常に大きな幸福感を感じることができるようになったような気がします。ちょっとゆるくなりすぎたかな~という気がしないでもないですけどね。
しかし、清らかな気持ちで過ごした前半に比べ、後半はオークションにはまったり、ショッピング熱が再燃してしまったりしてかなり俗っぽい精神に戻り気味…
テクトニック(ダンス)もDVD購入時点で時間が止まってしまっているし…
ま、ダメダメなことも相変わらずたくさんありますが、とりあえず、今私はとてもシアワセ
です!
2009年も良い年になりますように!