過ぎ去ったビッグウエーブ

こんにちは、バレンタインデーは毎年元気がないセラピスト鶴見です。

バレンタインからもう3日も過ぎて、いまさらな感じもしますが、いまだブログテーマは「思い出のバレンタイン」です。

けっこう数十年前から日本中でバレンタインにチョコを贈る習慣が定着しているらしいですが、私の地元は栃木の田舎の方なためか、私が小学生の頃にはチョコを贈る習慣なんてありませんでした。

もちろんテレビなどで見て、うすうす知ってはいましたが、それは東京などごく一部の都会で行われているものだと思っていました。

でもそんな田舎にも、私達が中学1年生になった頃、突然バレンタインチョコのビッグウエーブが上陸して来ました。サッドンリーです。

そして中学2年の時にピークを迎え、3年の時には高校受験のどさくさで下火になって行きました。

バレンタインに本命チョコをもらえるシチュエーションとして、最も嬉しいのは、やっぱり片思いの相手にもらえた時ですよね。

私も中学生の頃には楽しいバレンタインデーを送っていましたが、そのようなシチュエーションが1度だけありました。

そう、あれは中学3年のバレンタインまであと2、3週間に迫った頃、鼻が悪くて幼い頃から毎週土曜日には耳鼻科に通っていた私は、その日も隣の市にある耳鼻科に行きました。

するとその日には、同じぐらいの年のとてもキュートな女の子がいたんです。私はその娘がとても気になって、チラチラ見ていたんですが、たまに目があったりしてドキドキしたりして、もちろん硬派な私は声をかけるなどという事はしません。その日はただ2、3度目が合っただけでした。

家に帰ってからも、受験勉強に励みながらも、たまにあの娘の事を思い出してボーっとしたりして。

ところが、それから何日かたった頃、ウチの学校の女の子から、隣の市の学校の友達が、私のことを気になっているという事を教えてくれました。話しを聞いてみると、なんと耳鼻科にいたあの娘だったんです。

学校のジャージを着ていた私の名札を見たのか、それとも看護士さんから呼ばれたのを聞いていたのか、名前を覚えていてくれたんです。

それでバレンタインにはウチの学校の子ずてにチョコをもらいました。

それから2人で会うという話しが出たりしたんですが、なぜかその後受験のどさくさにまぎれたのか1度も会う事なく卒業を迎えました。

30代になってからはさっぱり本命チョコをもらえなくなりましたが、それでもいくつになっても淡い期待をもってしまうのが悲しいですね。

2009-02-17 | Posted in 未分類No Comments » 

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