たそがれは逢魔の時間

こんにちは!

先週お花見をしたばかりというのに、あっさり葉桜の季節に移行してしまいましたね!お休みだった今日は汗ばむ陽気の中晴れ、早速タンクトップを着て髪を切りにいったセラピスト村田です。

さて、今回のテーマは、「何時が好き?」…一日のうちで、いつ頃の時間が好きか、について。

私の好きな時間帯は、強いて言えば夕方…逢魔時(おうまがとき)、大禍時(おおまがとき)とも呼ばれる、夕方の薄暗くなる、昼と夜が移り変わる頃。

季節によって時間は変わりますが、日が沈みかけていて、でも真っ暗になりきらない。目をこらしても、ものがよく見えなくなる時間帯。よく、交通事故がいちばん多く起こる時間帯だと言われます。

大島弓子という漫画家の作品が、小学生の頃から大好きでした。「綿の国星」の第2巻に収録されていた「たそがれは逢魔の時間」という短編が何故かとても印象的で、それで「逢魔時」という言葉を覚えた気がします。写真を撮りに一日中いろんな街を歩いたりしていた頃は、その時間帯になってくると、次の角を曲がったら何か不思議な光景に出会えるんじゃないかという気がして、ワクワクしたものです。

日常と非日常が交差するような、不思議な時間帯。

今は仕事中だったりしてなかなかその時間に出歩くことはなくなりましたが、お休みの日などに外にいて、グレーがかってくる空気に包まれる時…自分がその時間帯の中にいるんだ~ってふと感じられる瞬間があると、すごく懐かしいような、幸せな気分になります。

2009-04-16 | Posted in 未分類No Comments » 

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