さみしがりやのトム
こんにちは!セラピスト村田です。
梅雨!っていう天気が多い今日この頃ですが、最近、初めてのタイパンツを手に入れました。ネットのアジアン雑貨のお店がオリジナルで作っているもので、細身のデザインで、ひもではなくマジックテープで留めるタイプです。さらっとして涼しく、動きやすいし、タイダイバティックの植物の柄がシックで可愛くて、もうすっかりお気に入り。今年の夏は、大活躍してくれそうです。
さて、今回のテーマ「渚にまつわるエトセトラ」。
私が生まれ育ったのは、静岡県の真ん中辺りに位置する静波海水浴場の近く。遠浅ですごく砂浜が広い、大きな海水浴場です。夏になると鉄骨が組まれて、2階建の大きな海の家が立ち並んでいました。ずっと行っていないけど、今もそんな感じなのかな。
まだ幼稚園にあがる前の頃、家に「トム」という名前の大きな犬がいました。
おじさんが「セントバーナードだ!」といってもらってきた子犬だったのですが、育ったら「セントバーナード風の駄犬」に!体はどんどん大きくなるのに気が小さくて、台風が来た時には、怖がってつながれていた小屋を引きずって家の玄関に飛び込んできてビックリ!なんてこともあったらしい。
幼かったので、犬小屋の金網の柵ごしにネコに向かって吠えているような記憶くらいしかないのですが、トムが死んだ時のことは、よく覚えています。
夕方、トラックの荷台にトムを積んで、お父さんと大人数人と一緒に、近くの砂浜までトムを埋めにいきました。(砂浜に動物の死体を埋めるなんて、今思えば怒られてしまうようなことですが)
大人の背丈よりも深いくらいの大きな穴を掘って、トムを埋めてから帰ろうとした時、トラックが砂にタイヤをとられて動けなくなってしまいました。なかなか手ごわくハマってしまって大人が数人がかりで押してもなかなか動かず、日も沈みかけて薄暗くなってくるし、何だか大変だったことを覚えています。お父さんが、「トムがさみしがったのかな」と冗談を言っていたけど、そうかもしれない、という気がしました。
今でも時々ふと思い出す、子供時代の印象的な思い出です。