遭難?しかかったこと…(・Θ・;)
地震があったり、台風が来たりでなかなか大変なお盆休みでしたね!
帰省のおみやげのお菓子を電車の網棚に置き忘れてしまい、涙涙…のセラピスト村田です。
あんまり「恐怖体験」した記憶ってないんですけど、この体験はいろんな意味で忘れられないかな。ずっと前に、一度このブログでも書いているかもしれないけれど…
皆さんは、本気で「誰か!!」って叫んだ事ありますか?
私はあるんです…ワンゲル部だった大学生の頃、梅雨の北アルプスで、一人で道に迷った時。
用事があったので、新練のパーティーに一人遅れて登った時のこと。燕山荘のテントサイトで合流しようということになっていました。
登山道の赤いテープの印を見誤って沢づたいの道に迷い込んでしまって、早く戻ればいいのにどんどん進んでいったら、進退窮まるような変な場所まで入り込んでしまったのです。
もう先へは進めないし、戻るのも怖くて、急な斜面でしばらくじっとしていました。
ふと、自分がどんなに恐ろしい状況にいるのかに気がついて、軽いパニックに陥り、「誰か!」と叫んでみました。
ちいさなこだまが返ってくると、また何ごともなかったかのような静寂。
その瞬間、妙に客観的になって、叫んでいる自分をこっけいだと思って笑い出したいような気持ちと、死の恐怖と、「さ、戻るべし」という冷静さが自分の中に混在するのを感じ、突然我に返って、もと来た道を戻り始めました。
斜面を滑り降りて雨具のお尻を破ったり、岩から岩へ飛び移ろうとして沢に落ちたりしながら、何とかはじめの道に戻ることができました。
誰も見ていなかったけれど、恥ずかしかった…
不思議な感じの経験でした。
冬の南アルプスでホワイトアウトした時も怖かったけど、他のメンバーが一緒にいたから心強かった
一人ぼっちで山の中…っていうのは、気がつくとすごく怖かったです
大きな山だから、下手すると捜索しても発見してもらえなかったりして
自然をなめてはいけません