那珂川氾濫
こんにちわセラピスト菅野です。
私の実家の前には、那珂川という川がありました。
小学校低学年のあるとき、台風による大雨が降りました。
その翌日、朝から大人たちが何かそわそわしていると思ったら、
目の前にある川の水がじっくりじっくり家のほうに迫ってきているのです。まるで海のようです。
親は一階にある荷物を、二階へ運び上げだしたりなんだりで、あせっています。
ただならぬ雰囲気で、私はだいぶはしゃいでいました。
川の水が あと数メートルというとこまできたときに、
危ないから!と怒られながらも水の中に入っていき遊んでいました。
いろんなものがながれてくるなか、
[もぐら] を発見し
あのもぐらは、溺れてしまうんじゃないかと、せつなくなったのを覚えています。
そうこうしている間に、避難の準備が整い、長靴をはき、学校の体育館に向かい歩きだしました。
もうすでに、水は10センチくらいにはなり、わたしの長靴の中に水が入り込んできて、
なんでもっとはやく非難しないんだあ?と子供ながらに思っていましたが、
無事体育館に着き、その日は体育館で一泊、わくわくして眠れませんでした。
翌朝には水はひき、帰宅、
浸水のあとの我が家はとても臭く、大変なことになっていました。
印象深い台風の思い出です。
その後、堤防建設のため、実家は引越しをしました。
2010-10-07 | Posted in 未分類 | No Comments »
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